2016年11月27日
遺言書の失敗しない書き方や内容
遺言書を書くという場合、内容等をどう書けばよいのかわからないという人もいます。まずはしっかりした用紙が必要です。どんな紙でも読めればよいと考えがちですが、破れやすい紙ですと文字が見えなくなることもあります。また、筆記用具も同じことがいえ、消えやすいものは避けたいところです。ボールペン等であれば消えることもなく理想です。また、印鑑も重要です。できれば実印を用意するようにし、本当に実印で間違いないのかチェックしておくようにします。書き始める前にこれだけは確認しておくようにします。
ここからが頭を悩ますところですが、書き方の基本としてすべて自筆で書かなくてはなりません。できるだけ丁寧に書くようにし、読みやすい字で書くようにします。また、財産についても書き忘れがないようにします。万一書き忘れてしまった場合には、後々遺産分割の協議をしなくてはならなくなります。うっかり書き忘れることを防ぐため、何度も確認をしておくことが必要です。また、遺言執行者を指定しておくようにします。これをしておかないとスムーズに進まないこともあります。
このように大事なことは沢山あります。文字を書くことが苦手という人や、字にくせがある人も少なくありませんが、遺言書を書く際は集中するようにします。少しの間違いも許されないという気持ちで書くことで失敗なく書き終えることができます。日付も正確に書くようにし、最後まで書き終えれば、後はしっかり保管します。