誰も知らない遺言書の書き方Blog

2016年11月24日

遺言書はできるだけ作っておこう

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普通に考えれば年齢を重ねた順に天に召されていきますが、最近はそうとも言えなくなりました。長生きするお年寄りが増え、子供や、場合によっては孫よりも長生きすることも珍しくないからです。若いからといって長生きできる保証はないことから、誰もがもしもの時のために遺言書を作っておいてもおかしくない時代になりました。そのため、遺言書の書き方に関心を持つ人が増えてきています。

原則として自筆で書くこととし、印鑑もできれば実印が望ましいでしょう。書いておく必要がある事柄が決まっていますので、事前に調べてどのように書くかを知っておくことが大事です。自分で調べることができないという人は、必要なものが揃ったキットが販売されていますので、それを買い求めるのも一つの手です。財産が多い人や、会社を経営しているといったような人の場合、公正証書による遺言書の作成が適しています。

自分で作成すると無料なのと違い、公正証書の場合は作成してくれる公証人への手数料が発生します。どのくらいの費用になるかが気になるところですが、相続財産の価格に応じて変化し、多くなればなるほど高くなります。それだけ証書の作成に手間がかかるからですが、費用はかかっても公的に通用する物を作っておけば安心です。